【名前】

芳賀あゆみさん  

寺岡祐さん

【生産物】

洋なし







今回は、芳賀さんの新規就農研修生の同期で、

今回のレシピを一緒に考えていただいた

洋なし屋の寺岡さんに

取材させていただきました。



「洋なし=ラフランス」じゃない





皆さんは洋なしのことを

ラフランスだけだと思っていませんか?

いいえ違います!

さくらんぼにも

佐藤錦や紅秀峰などの品種があるように、

洋なしにだってオーロラやバラードなどの

たくさんの品種があるのです!

その中でも今回レシピに使用した品種であり、

洋なし屋の寺岡さんが“一番可能性がある”と

推していた品種がこちら!



マルゲリットマリーラ(通称マリゲ)




顔ほどの大きさのこのマリゲの特徴は、

なんといっても

熟す前に食べてもおいしいこと。

熟す前の少し青い状態は甘すぎず、

シャキシャキとしている

和梨のような食感がポイント。

今回のレシピのサラダでは

冷やしてサラダにしてもおいしいですが、

甘さが増すので少し炒めるのがおすすめです。

熟す具合や調理方法など、

食べ方の幅が広いのが魅力!



その他にも寺岡さんの農園では、

甘さ控えめな赤い洋なし

「スタークリムソン」や

酸味が強く他の洋梨と比べて味が濃い、

寺岡さんが

“追熟後の味では一番好き”と推していた

「シルバーベル」などを生産しています。

ラフランス以外の品種も魅力的!



寺岡さんに聞きましたQ&A





Q:なぜ洋なし農家に?

A:地元が天童なのですが、

小さい頃に過ごした田畑の風景が

大学と就職を経て帰ってきたら

住宅地に変わっていて

“地元感”がなくなってしまったことに

寂しさを感じました。

そこから農地や地元の景観を守り、

今後衰退していくであろう農業に

一石を投じる側になりたいと思い、

そして祖父がつくっていた畑を

引き継いで始めました。




Q:なぜ洋なしをサラダに?

A:もちろんそのまま食べても

おいしいですが、

“果物って特別な時にしか食べない”という

イメージをなくしたくて。

もっと野菜のような感覚で食卓に並ぶような、

身近で手軽にできるレシピはないかと

考えた結果、

切ってまぜればできるサラダになりました。

あとお菓子にするのは

オーブンが必要だったり、

手間がかかって面倒だったり、

そのままでバリエーションがないと

家族が飽きちゃうので

別の食べ方を考えました。(芳賀さん)




Q:ロゴマークも自作なんですよね!

A:そうなんです。チラシも僕が作りました。

僕は筋トレが趣味なので

筋肉に絡めた腕やポーズの

デザイン案も考えたのですが、

ぱっと見で伝えるのが難しく

路線を変えて今のロゴデザインになりました。

山形のYと洋なしのYです。








ちなみに寺岡さんは

ロゴマークやチラシ以外にも

農地、栽培管理や収穫、WEBショップの運営、

発送の準備などの作業を

すべてひとりで行っています!凄過ぎる…



Q:寺岡さんにとっての「おいしい」とは?

A:味覚や味の好みは

人それぞれじゃないですか。

なので、僕のことや洋なしにかかっている

手間や大変な部分を知ってもらうことで、

愛着を持ってもらうことが感じるおいしさに

繋がると思います。

そのために、もっと農業において

生産者側に消費者が近づいていけるような

場を作らないと、と思っています。




この他にもたくさん素敵なお話を

聞かせていただきました!

さらに後日、芳賀さんより

「取材の際、

子ども部屋に持って行った山盛りのマリゲが

取材を終えた後に見に行くと、

きれいさっぱり食べられていた」


というご連絡をいただきました。

筆者も頂いたのですがとてもおいしかったです。

大人気の洋なしです!



寺岡さんはInstagramをメインにほぼ毎日、

栽培の様子や食べ頃のお知らせなどの

情報を発信しています。

ぜひ見てみてください!



レシピを考えていただいた芳賀さん、

洋なし屋の寺岡さん、

おふたりとも本当に

ありがとうございました!



洋なし屋のインスタグラムはこちら

レシピに使用した

かほくイタリア野菜のHPはこちら

芳賀さんが活動している

農業女子プロジェクトの紹介記事はこちら







レシピを共同で考案していただいた

芳賀にこにこ農園の芳賀さん







マルゲリットマリーラ(通称マリゲ)












 
 


1
洋なしを薄く切る。

マルゲリットマリーラは

熟す前のものを薄く切り、

オリーブオイルで少し炒める。

2
野菜を水にさらし、

シャキッとさせ水を切る。

3
ドレッシングの材料を

泡立て器でよく混ぜておく。

4
1と2を手でさっくり混ぜる。

5
器に盛りつけ、

生ハムまたは鯛のお刺身を盛り付ける。

6
ドレッシングをかけ、

お好みでパルメザンチーズをふり、

食べるときに混ぜ合わせて食べる。



1→少し炒めることで

洋なしの甘さが引き立ちます。